電子回路・基板開発

デジタル回路 マイコン、FPGAとメモリや各種インタフェイスデバイス等を組み合わせてデジタル回路を実現します。
デジタル回路は、半導体デバイスの大規模化と高速化による恩恵を得られる部分です。
どのデバイスにどれだけの性能が必要であるのか、見積もりを行い、適したデバイスを選定することが大切です。
アナログ回路 「デジタル化」により95%がデジタル回路で占められる時代になっても、アナログ回路の重要性は変わりません。
現在ではアナログ回路の多くがICを用いて実現されますが、そのIC内部の回路を理解していなければ良い回路は実現できません。
アナログICを使う設計であっても、ディスクリートのトランジスタでアンプを設計できるだけの技量が必要なのです。
特に、A/Dコンバータの入力前に接続されるフロントエンドやオンボードの小型DC/DCコンバータ(POL)などは、多くの設計実績があります。
お任せください。
基板設計(アートワーク) 基板設計も回路を設計する大切な工程の1つです。
弊社で今まで設計してきた回路のほぼ全て、回路設計とともに基板設計も行っております。
基板スペースが限られる超小型基板や高集積基板では、回路を基板設計に合わせて変更することで、問題解決できることが多々あります。
また、配線長を最短にして性能を向上したいアナログ回路では、回路設計と基板設計を切り離すことはできません。
さらに、筐体設計を行う場合には3D-CADとの連携による設計(筐体と基板の同時設計)も行っています。
これにより、最終製品により近い試作品(プロトタイプ)を作ることができます。

ソフトウエア開発

PCアプリケーション・ソフト WindowsやLinuxもしは、その両方で動作するアプリケーション・ソフトの開発を行っております。
  • 回路で計測を行い、USBでPCに接続してデータを取り込み処理する
  • PCでは困難な処理を回路で行い、結果をPCに戻す
  • PCを接続して回路の検査を行う
といった目的で試作した回路とPCを接続して何らかの処理を行うことが多く、そのために必要なアプリケーション・ソフトの開発も行っております。
マイコンのファームウエア もちろん、マイコンのファームウエア開発を行っております。
マイコンの大規模高性能化、低価格化は留まるところを知らず、これを十分に活用することができれば、低価格・高性能な機器を実現できます。
一方、高機能を実現するために、マイコンのファームウエアの規模も巨大化しています。
そのために、ライブラリ、RTOS(リアルタイムOS: マイコンのための組み込みOS)の活用、デバッガを中心とした開発環境の有効活用が鍵となります。
弊社では従来の開発手法とは逆に、回路よりも先にマイコンのファームウエア開発をスタートさせることもあります。
事前にマイコンの検討を行うことにより、大規模なファームウエアを効率的に開発し、マイコンの性能向上によるメリットを最大限に得ることができます。
デバイスドライバ Windows/Linux用デバイスドライバの開発を行っております。
開発したPC周辺機器をPCに接続する際には、デバイスドライバが必要となります。
しかしデバイスドライバは、OSに依存する部分が多いため、バージョンアップの際などにメンテナンスコストがかかってしまいます。
アプリケーションに応じてデバイスドライバの開発必要性も含めて検討し、ベストな方法を提案いたします。

コンサルティング

試作から量産、販売までサポートします 試作品の開発だけでなく、量産しエンドユーザに販売されるまで問題解決をサポートいたします。
量産化の際には、部品調達、検査方法などが、エンドユーザに販売されると使用環境や互換性など様々な問題が発生します。
これら問題に事前に対処、もしくは解決できるようお手伝いいたします。
3Dプリンタを活用した試作 3Dプリンタを利用すれば、たった1個だけでもプラスチック部品を製作することができます。
試作品を製作してエンドユーザにデモすることは、上手なプレゼンテーションよりも圧倒的に強いインパクトを与えることができます。
そのようなデモを目的とした試作品において、3Dプリンタによるケースや部品を用いることで、最終製品のイメージに近い試作品を製作することが可能となります。
試作品製作の他に、検査装置や一品ものの機械の開発にも対応いたします。
お困りのプロジェクト ご相談ください 「なかなか進まない」「イメージしていたものにならない」「全体のまとまりが良くない」「完成度が低い」など、お困りの開発プロジェクトが御座いましたらご相談ください。
電子回路のハードウエア、ソフトウエア、さらには機械設計までシステム全体から細部まで精査し、本質的な原因を見つけだします。
今までに何件ものお困りプロジェクトの解決に携わりましたが、その全てに本質的な原因がみつかりました。
原因を発見し、適切に対処すれば必ず前進することができます。
弊社のみで対応しきれない場合、信頼のある協力会社や技術者を紹介/協力依頼することも可能です。